ニュース: 2018年9月

アメリカらしい質問コーナー (2018年09月24日)

おはようございます。

三連休最終日はあいにくの雨。
少々湿度も高く過ごしにくいですが、口角あげてまいりましょう。

さて、昨夜アメリカのカイロプラクティック関係のサイトを見ていたところ、サイト側からカイロプラクターに面白い質問が投げかけられているのを見つけました。

When a patient walks in and asks your advice about using marijuana and CBD to help alleviate pain in conjunction with chiropractic care ; what advice do you give them?

鎮痛目的の大麻とカイロプラクティックの併用について患者に質問されたらあなたはなんと答えますかという質問。

返信欄を見ると、

「煙を吸うこと自体に害があるのだから推奨すべきではない」
「カイロと大麻は素晴らしい相性だ。推奨すべきだ」

などアメリカのドクターの間でも賛否両論のご様子。

中にはこんな意見も。

「カンナビス成分は一時的に痛みをマスクしているだけで、根本的な原因の解決にはならない。それはカイロプラクターとしての基本理念に反するのではないか?」

日本で合法化されることはまずないと思いますが、仮に合法化されたとしても私は基本的に使用に反対です。

まず大麻をバカバカ吸う人間で街が溢れたら、社会的コストが大きすぎるという点。吸いすぎで具合が悪くなって救急に運ばれる人間が多発するので、治療を受けるべく人が適切な治療を受けられず救急救命医療は崩壊するでしょう。

また、いくら鎮痛効果があるといっても煙を吸うということ自体のリスクがどの程度考慮されているのか不明瞭です。

以前ブログでもご紹介しましたが、阪大の研究チームがマリファナの使用は脳の神経細胞を破壊するという論文を発表したのは記憶に新しいところです。

カンナビス成分に抗ガン作用がある、という話も耳にしますが真偽のほどはどうなのでしょうか?

「抗ガン作用があるというなら、世界中で一級品のマリファナを吸いまくってきたボブマーリーはなぜ癌で亡くなったのですか?」

私の素朴な疑問に納得のいく説明をしてくれた大麻推進論者はまだいません。

今日は空き時間を使ってこの辺の論文を漁ってみようかな。

カイロプラクティック・医療業界の半信半疑を横目に、NYダウに上場している大麻関連銘柄、大麻ETFはそろって高値を付けています。
抗ガン作用があるという情報が、株を高値で売り抜けたいヘッジファンドや大麻業界、大株主の実業家や政治家などによるFAKE NEWSの可能性はないのでしょうか?

市場の期待と医療現場の葛藤が交錯しています。

注;末期がん患者の緩和ケアに、医師の処方のもとで、煙を吸うという形以外の方法でカンナビス成分を使用するのは賛成です。

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