ニュース: 2018年6月

戦火 (2018年06月15日)

おはようございます。
6月にしては涼しくて助かっています。

さて、今回のイラン国内をアテンドしてくれた友人は元兵士。
現地で合流したクルーにも元兵士がいました。

イラン・イラク戦争の際、特に厳しい状況の戦闘地域に配属された彼らは、自分自身が銃弾に倒れると同時に、味方の爆死や自殺、血のつながった家族の特攻を何度も目の当たりにしてきたそうです。

人間の醜さを凝縮した地獄の淵から生還、そして数十年の時を経て今では皆さん一流のビジネスマン。
皆一様に優しく慈悲心にあふれ、底抜けに明るく、紳士的。

彼らの慈悲心に触れ、いったいこれはどこで育まれたものかと思いを馳せてみると、やはり戦火の渦に巻き込まれたことが大きな要素になっているのではないかと思う。
毎日のように今生の別れと、自分自身への自問自答を繰り返してきたからこそ育まれた慈悲の心。
あえてつらい環境に身を置く必要はないし、常に平和で皆ハッピーに越したことはありませんが、時に地獄のような環境も相対的に人間の慈悲心を大きく育むのだと思った次第です。

一方、平和ボケした日本に帰って来るや否や猟奇的な犯罪のニュースの大洪水。

自堕落な平和的環境が人間にもたらすもの・・・

この国の未来はいかに。

IRAN CREW

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