ニュース: 2017年3月

妊娠中の廃用症候群 (2017年03月24日)

廃用症候群は身体の不活動状態によって生じる障害で、症状は筋骨格系、循環呼吸器系、内分泌代謝系、精神神経系など多岐にわたります。

各症候

・筋骨格系
筋委縮 筋力低下 骨萎縮 関節の拘縮(筋肉や靭帯などの軟部組織の変性や硬縮)

・循環器系
運動耐用能低下(酸素運搬能力の低下) 起立性低血圧 静脈血栓

・呼吸器系
不動による呼吸筋の筋力低下や胸郭の可動域制限

・消化器系
体重減少 低栄養 食欲低下 便秘

加圧トレーニングの廃用症候群への応用例及び有効性は、大学病院をはじめ各医療機関で認知されて広く活用されており、その効果は目を見張るものがある。

当オフィスにお越しになる廃用症候群のケースとしては、妊娠中の長期間の安静状態によって身体機能が著しく低下してしまい、お困りになっているお母様方が多い。
機能低下の程度はそれぞれで、多少体重が増えたので元に戻したいという方から、立ち上がるのも困難なほど脚力が低下してしまった方まで様々。

症状とご要望によってカイロプラクティックと加圧トレーニングどちらを選択するかはご相談させていただいているが、特に痛みが無く、筋力低下がメインの場合はトレーニング優先となる。
体型や体重を戻すのが主な目的の場合も、トレーニングで筋肉量や関節機能を戻さなければ身体を作ることは難しい。

それから、加圧トレーニングの有効性が見られる分野に精神系がある。
産後うつにみられるような、意欲の低下や睡眠障害、食欲不振(過食)、精神的な不安定など。

育児ストレスから社会からの疎外感を感じ、精神的に不安定になってしまうというお話はよく耳にするところだ。
慣れない育児での些細な失敗でも、自分自身を責めてどんどん落ち込んでしまうケースも。

しかし、定期的なトレーニングによってホルモン分泌や消化器系機能・腸内環境の向上によって、メンタル面での改善も望むことができる。(この意欲の改善についての研究結果が加圧の学会で発表されましたが、あいにくデータを紛失してしまいました。発見次第再掲いたします。)

・筋骨格系機能の改善
・消化器系機能の改善
・メンタル面での改善

産後の大変な状況で四苦八苦しているお母さんたちの一助になれるよう最大限努力したい。

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