ニュース: 2014年12月

カイロプラクティックによる抗酸化酵素の活性化 (2014年12月26日)

「身体内で酸化が進む」と聞くと皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?
細胞が破壊されて、身体が浸食されるようなイメージを思い浮かべる方がほとんどだと思います。

一般的に体内で起る酸化は、細胞のDNAや蛋白、糖質などを傷つけて血管に問題を引き起こすと理解されています。

体内の酸化ストレスを増加させるもので良く知られているのが活性酸素。
活性酸素は脂質、蛋白質、糖、核酸などを酸化変性させて細胞の機能を低下させます。
それによって引き起こされる症状は動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病、癌が有名なところです。

体内で必ず起きてしまう現象ですが、体内が過剰に酸化に傾かないようになんとか最小限に食い止めたいところです。

食べ物などあの手この手の抗酸化商品はたくさんありますが、我がカイロプラクティックはどうなんだ?と物色していたら・・・見つけました、カイロが抗酸化に一役買えるというデータ。

office-k-Chiropractic-tokyo-sod

この研究では、26歳から50歳までの慢性頚部痛または慢性腰痛を患う患者を対象に週二回のカイロプラクティックケアを5週間にわたって行い、施術の前後に血液サンプルを採って、スーパーオキシドディスムターゼ (細胞内に発生した活性酸素を分解する酵素)、カタラーゼ(過酸化水素を使って酸化・解毒をおこなう)、グルタチオンペルオキシダーゼ(主に酸化的損傷からの有機体を保護する)をそれぞれ比較しました。

Peripheral Oxidative Stress Blood Markers in Patients With Chronic Back or Neck Pain Treated With High-Velocity, Low-Amplitude Manipulation

その結果、カタラーゼの値は変化しなかったものの、スーパーオキシドディスムターゼとグルタチオンペルオキシダーゼが活性化していることが確認されたということです。
この研究はカイロプラクティックによって酵素が活性化することを明らかにし、しかもそれらの酵素が鎮痛効果を引き出していることを示唆しています。
慢性痛と酸化物質、抗酸化物質の関係がなんとなく見えてくる研究結果で面白いですね。

別にどこか痛くなくてもカイロプラクティックによるメンテナンスで、身体の抗酸化機能を活性化させておくのも一つの対策としていいですね。

top-pageに戻る