ニュース: 2014年12月

喫煙によるリスク (2014年12月10日)

ことあるごとに喫煙のリスクを取り上げてきた当ブログ。
「歩きたばこ+ポイ捨て」という常軌を逸した行動をとる人間の目が一刻も早く覚めるよう願いを込めて、今回も喫煙に対してアンチな内容です。

office-k-chiropractic-tokyo-smoking

喫煙によってリスクが高まる病気で思い浮かぶのは、肺がんや心臓血管系の疾患が真っ先に挙げられると思います。
なかなか、背部痛や腰痛に喫煙が悪影響を及ぼしていると思う人は少ないかもしれません。

しかし近年の研究によって喫煙による筋骨格系への影響が明らかになってきています。

下のデータは、喫煙が脊椎関節炎の早期の発症、脊椎関節や仙腸関節の炎症やダメージに関与していることを明らかにしたものです。

Smokers in early axial spondyloarthritis have earlier disease onset, more disease activity, inflammation and damage, and poorer function and health-related quality of life: results from the DESIR cohort

早期の炎症性背部痛を患っている647人の患者を対象に行った研究。
非喫煙者と比較してMRI検査などで分析したところ、喫煙は炎症性背部痛の早期発症、疾患の進行度の亢進、関節機能の一段の低下、仙腸関節や脊椎の炎症に関与していることが明らかになったというものです。

この研究を行った研究者は、炎症性背部痛を患っている患者には禁煙を強く勧めています。

このほかに坐骨神経痛にも悪影響を与えるというデータもありますので、また別の機会にご紹介したいと思います。

top-pageに戻る