ニュース: 2014年11月

牛乳は健康に悪いのか? (2014年11月10日)

このところ牛乳は健康に悪い!という論調を多く見るので、ほんとうかなぁ?と色々調べてみました。
そしたら興味深い研究データがいろいろ出てきたのでご紹介します。

酪農家の皆さんや毎日食卓にご馳走を運んでくれる牛さん達の名誉回復ためにも、牛乳がもたらしてくれる恩恵をご紹介します。

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まずは牛乳と乳清タンパク(ホエイプロテイン)の摂取が高血圧の改善に役立つという研究発表。
Milk Peptides and Blood Pressure1,2

自身の実体験からして、信ぴょう性のある研究結果だと思います。毎日プロテイン飲んでトレーニングしてきましたが、こないだ計測したら高めだった血圧が正常値に戻ってました。運動と相まってと言う部分もあるのでしょうが、牛乳と乳清タンパクが効果的というのにはうなずけます。

こちらは牛乳の摂取がダイエット効果をもたらすかどうか?という比較研究の結果。ダイエットという意味では摂っても摂らなくても大差ないという結論の様ですが、インスリンシステムに改善が見られたことから肥満児における小児糖尿病の予防に有効であるとする発表です。
High-Milk Supplementation with Healthy Diet Counseling Does not Affect Weight Loss but Ameliorates Insulin Action Compared with Low-Milk Supplementation in Overweight Children

どこかの学校で、給食時の牛乳が禁止になったというような報道を以前見ましたが、子供たちそれぞれの体質に合わせて飲ませてあげてもいいんじゃない?と言うような気がします。

糖尿病がらみでもう一つ。「牛乳を含む乳製品、特に高脂肪のものは糖尿病のリスクを低くする」というものです。Food sources of fat may clarify the earlier inconsistent role of dietary fat intake for incidence of type 2 diabetes

こんなのもありました。
「大腸ガンの患者さんが牛乳を摂取してカルシウムを補給すると死亡率が低下する」研究がこちら(「Calcium, vitamin D, dairy products, and mortality among colorectal cancer survivors: the Cancer Prevention Study-II Nutrition Cohort.」 )。

こうやっていろいろ調べてみると、一方的に牛乳を責めなくてもいいじゃないか!という結論にいたります。

昔学生時代に、栄養学のそれは偉い教授の方に特定の食べ物を摂取することで本当に発がん率などの病気のリスクが高まるのか?と質問したことがあります。
その教授の見解は、毎日毎日大量に特定の物質を摂り続ければそうと言えるかもしれないけど、現実的にそんなことあり得ますかね?ということでした。

これは牛乳にも同じことが言えると思います。
適量を飲む程度であれば問題なく、上記のような恩恵もありますよという事だと思います。

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