ニュース: 2014年3月

認知的不協和音 (2014年03月19日)

自分の周囲に言行不一致な人間がいたり、または自分自身の言動が言行不一致であることをストレスに感じたことはあるでしょうか?
中にはそんなものは気にならないという方もいるかも知れません。しかし大多数の人は自分や他人の言行不一致について不快な感情を抱くと思います。

この言行不一致を心理学の世界では「認知的不協和音」と表現するそうです。
例えば、暴飲暴食がダイエットに悪いとわかっていてもやめられない。タバコが健康に悪いとわかっていてもやめられないといった、矛盾した二つの認知がある状況の事です。

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心理学者のレオン・フェスティンガーによると、人間は認知的不協和音が起こると不協和音を低減する行動をとるそうです。例えば、自分が吸っているタバコが有害だと雑誌に出ていたらその雑誌はいい加減だと考える。暴飲暴食を否定する人間が表れると、その人間を否定的に見るといった行動です。
気持ちと行動が不一致の場合、気持ちを行動に合わせていくようになるのです。

これは心の癖のようなものです。普段は無意識のうちに認知的不協和音を行ってしまっているのですが、この考え方を認知することで自分自身の心のくせに気づくことが出来ます。

「わかっちゃいるけどやめられない何か」がある方はこの心のくせに気づくことで、不協和音をとりのぞくことが出来るかも知れません。

また、気持ちを行動に合わせるという人間のくせを利用することで、日常生活やアスリートパフォーマンスに好影響を与えるように生活をアレンジする事も出来そうですね。

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