ニュース: 2014年2月

小顔矯正・頭蓋骨矯正について (2014年02月23日)

小顔矯正頭蓋骨の縫合線を強く押す(らしい)?ような施術は当オフィスでは全く行いません。なぜならばそのような行為や小顔になる、頭の形が整うといった結果に対するエビデンス(科学的根拠)が無いからです。

過去に何人か小顔矯正と言われるものを受けて、顔のしびれが治まらなくなった方や耳鳴りが収まらなくなった方が駆け込んできたことがありました。
話しを聞くと、おでこや頬の骨をグイグイと強く押されて、痛みがひどかったとのこと・・・。
なぜそのようなことを行うのか説明はなかったのかと聞くと、そのような説明は一切なかったとのこと。

エビデンスを重視するカイロプラクターであればおよそ考えられない事ですが、巷ではこのような行為が蔓延しているのです。しかもタチの悪いことにそういった施設がカイロプラクティック院を名乗って営業していることが多い。

しかし、そういった人たちを一方的に懐疑的、否定的な目で見るのも良くないと思い、いろいろ調べてみました。
結論からいきますと、顎関節以外に顔面にカイロプラクティックアジャストメントの対象となる関節は存在せず、頭蓋骨の縫合線などは脳の成長と共に閉じるため動くことはないということです。つまり矯正など不可能と言う事。
これは色々なデータをみてもそうなっておりますし、アメリカのカイロプラクティック大学を卒業したドクターにも確認しました。頭蓋骨や顔面の縫合線は動かないのでアジャストメントできないのです。ましてやグイグイ押すなどもってのほかです。

このような問題の一番の根底にあるのは、カイロプラクターを育てる制度が日本では未熟だという事だと思われます。
特に倫理面やビジネス面の教育がなされることが無いため、経営や倫理面で未熟な人間がカイロプラクターとして世に出てしまう。結果、目の前の欲に目がくらんだ一部の人間がこのような間違いを犯してしまうのです。

整体やカイロプラクティック界の衰退が取り上げられて久しいですが、このような状況では改善どころか、悪化の一途を辿るのではないかと思っています。
これからカイロプラクターを目指そうと思っている方々に高度な教育が受けられるようシステムが変わることを期待してやみません。

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