ニュース: 2013年11月

握力が重要視される競技に対するカイロプラクティックの有効性 (2013年11月25日)

柔道やパワーリフティング、ロッククライミングに代表される何かを掴む動作やその力が重要視される競技において、握力の低下は勝敗を決する重要な要因となります。特に、国を代表するレベルの選手がこのような主訴を抱えてしまった場合は、ドーピングの問題や身体感覚の変化といった観点から薬を摂取せずに解決する事が望ましいと言えます。

grip

そこで研究者達は徒手療法の代表であるカイロプラクティックの有効性について比較研究を行いました。
18名の国家を代表するレベルの柔道選手をランダムに二つのグループに分け、一方には頚椎のアジャストメントを行い、もう一方にはアジャストメントを行わずに握力の変化を測定したところ、アジャストメントを行ったグループにおいて握力が著しく改善されたということです。
(Marcelo・Botelho, DC Bruno B. Andrade, MD, PhDら 2011)

通常であれば手関節や肘関節、肩関節とその周辺の筋群などを操作するのでしょうが、頚椎の操作のみで有意な改善が認められるのであれば最低限のアプローチで済みますので、大会や試技直前の選手の方にも有益です。

このような研究結果を基にカイロプラクティックの有効性に対する理解が深まり、各競技会の現場で活用されるアスリートの方が増えることを願っています。

top-pageに戻る